僕は生きる希望を失った。
その僕に、わずかな光がもたらされた。
君となら生きていけると思ってた。
君としか生きていけないと思ってた。
その君が、僕の心を打ち砕いた…。
生きる希望を持った時、いつも君が居てくれた。
僕の心を支えてくれた。
潰れかけた僕の心を、優しく癒してくれた。
人を信じる心を、僕に与えてくれた。
孤独と言う名の闇から引きずり出してくれた。
君は何故変わったのだろう?
その瞬間、僕は信じるもの全てを失った。
僕がいけなかった…。
君は何も変わっていない。
その心は僕に出会った時と同じもの。
君は最初から僕を…。
そして僕は心を失った。
誰にも知られない闇の中へその身を投げ出した。
僕の求める世界…。
僕の愛すべき世界に向かって。
暗く冷たい世界。
僕の居場所。
僕は…一人になれた。