『趣味を実益にしている人は、凄い人だと思う。しかし、羨ましいとは思わない』
俺は…まぁこのサイトを見てくれれば分かると思うけど、ゲームが何よりも好きである。 だけど、それはあくまでも「プライベートの趣味」であって、「ビジネスに持ち込む」事は絶対にしたくない。 「仕事が趣味」なんて人を、まれに見かけるが、「それは…何?」なんて思ってしまう。 今は仕事が充実してるのかもしれないが、実際50、60歳になって定年を迎えた時に 「その人たちは一体何をして生きて行くのだろうか?」…と思う。 まぁ完全に俺には関係無い事…って言うか、その人にとっては余計なお世話なのだが。
趣味はプライベートに楽しむものであって、それを生業とする場合、それ相応の覚悟が必要になる。 例えば、漫画を書くのが好きな人が漫画家になったり、絵を描くのが好きな人が絵描きになった時、 自分の生活の面倒を「自分以外の誰か」が見てくれるのなら、たいした問題は生まれないのだろうが、 自分の生活が掛かってる場合、自分のペースで仕事を進めることが出来なくなる。 つまり、好きなことをやっているはずなのだが、やりたくない時にもやらなければいけなくなる。 俺にはそれが耐え切る事が出来ないと思うので、趣味を職業にはしたくない。 好きな事はやらされるのではなく、自分の好きなようにやるのが1番。 下手をすれば、好きなことが嫌いになる可能性も十二分に考えられる。
好きなことは自分の思い通りにやりたいものなのだが、仕事は…って言うか社会はそんなに甘くは無い。 自分のやりたくない事でも平気で、しかも無理矢理押し付けてくるのだ…。 しかも断ると仕事が無くなり生活もままならなくなる為、断る事も出来ない。 そうなると、自分の趣味であっても、他人の意思の元に行動を取る事になってしまう。 断っても仕事が無くならない「成功者」や、断っても生活に困らないような「裕福な家庭」だったら、 自分のやりたいようにやる為に、気に入らない仕事は断るのだろうが。
趣味はやはり趣味であり、仕事はやはり仕事である。確かに趣味を仕事に出来れば1番なのだろうが、 それはあくまでも「自分のやりたいように出来る仕事」であって、理想を現実にするのはまず無理だろう。 仕事はあくまでも雇う側の意思で行動しなければ、実益には結びつかないものだ。 よく、「そんなに好きなら、そういう職業に就けば良いじゃん」等と言う人がいるが、 今まで説明した通り、そういうものじゃ無いのだ。 …分からない人は、他人に「狂ってる」って言われるくらいハマル趣味を見つけてください。 そして、「そんなに好きなら、そういう職業に就けば良いじゃん」って言われてみて下さい。 そしたら理解出来るでしょうね。まぁ「そんなの理解したくない」って言う人が多いでしょうけど(笑)
自論 『趣味は自身の意思であり、実益は他人の意思である。』
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